はるもよう
ほっとしたりいっぱい考えたり。
建築インテリアデザイン学科卒業
家具メーカー、ディスプレイ会社などに就職後、広告デザインの道へ。
1999年大阪福島区、ギャラリーフジヤにて個展
その後フリーになり、デザイン事務所 スタジオハルを設立。
2000~2007年グループ展を年2.3回のペースで続ける。
企画書の作成・パンフレットやリーフレット、ポスターなどのツールを主としたグラフィックデザイン・イラスト・キャラクター・四コママンガ・コピー・パッケージなど、総合的なデザイン業に携わり、2005年からは絵本の制作も開始。
商業ベースの広告と、個人ベースのアートをバランスよく制作している日々。
どんな形であろうとも、誰かの心に届くようなメッセージを発信し続けていくことが、
私の仕事だと思っている。
★絵日記ブログ「はるいちばん」(作る暮らしがテーマ)
http://haru-ichiban.cocolog-nifty.com/
★写真ブログ「はるたび」
http://blogs.dion.ne.jp/harhare/
デザイン
H.P http://www.h4.dion.ne.jp/~har/
ミニ絵本
H.P http://www.kitahorie-yumeya.com/
展覧会に寄せて・・・・・スタッフ天岸藍子・・・・ 2007/7/7
磯崎さんはデザイン業をこなし、毎日自分のブログへイラストと文章を載せている傍ら、日頃感じている事をドローイング帳にたくさん描きとめて平面にする作家活動もされています。白い紙に水彩で自由に線を引き、着彩をする。自分の毎日流れている時間の中で思った事を平面へと変えていきます。あるときは町並みだったり、飴玉のようなカラフルな色の丸がいくつも描かれている絵があったり、その時感じた事を大事にして線や色が生き生きとしているという事を感じました。つけられたタイトルにもたくさん想像が膨らむものがつけられていて、DMに使われた作品では“ぼーっとしたり、いっぱい考えたり。”というタイトルがつけられています。壁面に展示された作品はどれもそうした相反するものの揺れ動きを作者が絵に描き、そこにある楽しさや幸せな感じが作品を通して見える様になっています。
作品をつくる時は言葉も考えていられますが、それ以上に感覚を活かし、無意識の自分を大切に見つめて表現しようと試みていらっしゃいます。今回の展示では、毎日パソコン上で更新されるブログをファイルとして手にとって見る事ができます。その時も書いた言葉に捉われない様にイラストを先に描かれているそうです。
他にもネットで紹介されているミニ絵本が展示されています。それぞれがマッチ箱よりも小さい大きさで、“伝えたい事”“好きなもの”“思うこと”“進むこと”とタイトルがつけていて、小さなストーリーの中で気持ちの動きを表現されています。丸や三角のかたちが自分や好きな人の気持ちを表していて、丸いものや柔らかなものがつくりだすリズムの良さに愛着が湧き、ほっとするような感覚を持ちます。作家が思った事を柔らかに表現していて、手にとる側が共感し、勇気が湧いてくる要素が詰まっています。
ギャラリーに展示されているものは白い紙に黒い線をベースにし、はっきりくっきりした印象で、たくさん使われた色彩が際立っています。展示されている額の中の作品は、クロッキー帳に毎日のように描き残しておいたものから作品にしたものです。そのクロッキー帳には思いついたら描きとめておくという感じで、とても多くのイラストの図案が描いてありました。その時感じた事を文字でも書き込んであり、多くの事を感じた分だけ、かたちにして表現する数があると思いました。明るく楽しくなる展示で、磯崎さんの普段思う事や、気持ちが素直に表われている様に思いました。