建築家・アーティストが、作品が出来るまでの構想ノートを展示いたします。
建築家
貴志 雅樹(富山大学教授 (株)貴志雅樹環境企画室)
吉村 篤一(元奈良女子大学生活環境学部教授 現在武庫川女子大学講師 建築環境研究所)
南浦 琢磨(安井建築設計事務所)
アーティスト
高原 和子(現代美術家)
ハセガワ アキコ(銅版画家)
磯崎 春子(グラフィック・デザイナー)
島崎 修(造形作家)
飯田 真人(立体・木彫)
構想ノート展が始まりました
構想ノート展が始まりました。 建築家とアーティストがコラボする始めてのグループ展です。 構想ノートというのは、「手の内を見せる」ということです。しかし、実際にそれを見たからといって、まねできるものでもありません。よく考えると、こういう手の内の秘密なるものは、世の中のあちこちにころがっているような気がします。しかし、それにな気づかず、通り過ごしているのだと思います。作家各人の箱の中には、ノート、ファイル、銅板(銅版画作家の下絵)、手帳、書きなぐった紙、クロッキー帳、模型などが入っています。その箱を開けてみることは、玉手箱から探し物をするような感じがいたします。また、学生時代、覗くことが赦されない友人の鞄の中身を覗いくような、そんな感じがいたします。めくってもめくっても終わらないノート一冊を畳の上に座り込みじっくり見ていただく展覧会です。
もともと、構想ノートは作品ではありませんから、展覧会にはなりません。
しかし、人間というものは不思議なもので、他者を理解したい共感したいと常々思っております。
また、昨今のバーチャル仕様から逆行する手書きのノート類は、味があり人間くささがあります。
それがアートか、といえばそうではありません。
しかし、夏目漱石の手書きの原稿用紙やモーツアルト自筆の楽譜の如く、構想ノートは人知りたいと望むものをみせているように思います。<記:中島由記子>
