東洋陶磁美術館に行ってきました。
開館25周年記念特別展
「美の求道者・安宅英一(あたかえいいち)の眼 - 安宅コレクション」
コレクター安宅英一の初期のコレクションから順に作品が展示されています。
初期のころのコレクションには、それ程迫力を感じないのですが、時を経るごとにコレクションが重厚になり、私の気持ちを圧倒しました。国宝が2点もありました。作品も素晴らしいのですが、それ以上にコレクターの”買うぞ”という気迫のようなものが伝わってきて、見応えがありました。
作品の展示とともに、作品がどんな経緯で安宅コレクションに加わったか、といったことが書いてあり、それを読むのも面白かったです。
公立の美術館では、複数のキュレータや学芸員のもと作品が収集されますが、作品が展示されたとき、個々の作品は素晴らしいのですが、作品の持っている力のベクトル(方向)が様々で鑑賞していて疲れます。2007年3月にNYの近代美術館に行ったときも、なんともいえない"疲労”を感じました。
こういったコレクションは、個人がもっている美意識が一直線に貫かれている感があり、気持ちよく鑑賞することが出来ました。