鏡は自分自身を客観的に見ることが出来る装置。だが、家を出て鏡を覗き込むと、そこには自身の姿だけでなく、自分が現在どのような世界にいるのか、自分の身の周りの状況をも映し出してくれる。
写真は目の前のものを客観的に記録する装置。だが、鏡に向かってシャッターを切っても、写るのは鏡そのものではなく、自分自身と自分の身の周りの世界である。
そして私は改めて認識する。自分がどのような世界で生きているのかを。自分が他者と、どのような関係性をもって存在してるのかを。
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作品詳細
インクジェットプリンタにより出力作品サイズ 高さ 169.6cm (作家身長)
横幅 54cm~106cm
略歴
1973 京都に生まれる
1996 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
1998 個展「Time of a Sandglass」ギャラリーそわか(京都)
グループ展「How are you, PHOTOGRAPHY?展」(京都)/ 1999, 2002
2000 グループ展「京都写真展」ギャラリーマロニエ(京都)/ 2001, 2003, 2005
2002 グループ展「大阪写真月間2002」ギャラリートノムラ(大阪)
2003 プロジェクト「SAS《新開地アートブックプロジェクト》」神戸アートビレッジ
センター
2004 グループ展「ミオ写真奨励賞2004 入賞者作品展」天王寺ミオ(大阪)−奨励賞(グ
ランプリ)−
2005 グループ展「ミオ写真奨励賞 2004年度入賞作家新作展」天王寺ミオ(大阪)
2005〜2006 連載「逍遥京都」京都新聞夕刊(文:藤氏晴嵐/写真:小林ゆう)
2006 コラボレーション展「逍遥京都 in パラダイス」京都パラダイス、京都岡崎公
園アートフェスティバル(京都)