浦辺 佳奈枝
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他人の行為、存在の中に、欲求が欲求として
卑しく感じるときがある。
剥き出しにした欲求は
その解消の為に、時にその行為が
動物としての人間を思わせる
そういった動物としての人間というものを
実際、自分自身も他人に感じさせているのかもしれない。
私は作品のなかで、それを観る、鑑賞者にも
常に同じ問題が潜在している事を表現したいと思っている。
そこに在る。そこに居る。
それだけで何かを投げかけている
略歴
76年 東京生まれ01年 東京芸術大学大学院版画家修了