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コレオグラフィー<振り付け>について

どういうところからイメージを得るのかと

友達に訊かれたことがある

手を動かしてるうちに段々絵になっていく感じ

かなと・・・と答えた

そんなのおかしいと言われた

丸でもヒトの形でも描こうという意志がない限り

描けるはずがないと

霊感的に何かのイメージが頭の中に「降りて」きて

それを描いている・・・

そんな答えを期待してたらしい

それで私は件の友人がダンサーであることを

思い出しこう言い直した

あなたが踊りの振り付けをするとき

頭の中でステップを踏む？

とりあえず体を動かしてみない？それと同じだよと

その友人はものすごく納得してくれました

コレオグラフィーとは私の絵画作法です

そして私のコレオグラフィーが『振り』にとどまらず

踊りがそうであるように人間の様々な感情とか感覚

ときには時間や空間までも有する未完の物語

(できれば美しい)

を感じてもらえるような

そんな作品が私の目指すところです

北九州市生まれ

大学ではフランス文学専攻

版画一般(銅版・木版・シルクスクリーン・リトグラフ）を独学

２１世紀にはいってからはアクリル画・テンペラ画の作品を発表

個展・グループ展多数

1９９７年以降フラメンコ専門誌パセオフラメンコにカンテ(歌）に

想を得たイラストを掲載

またフラメンコ関連のイベントの印刷物等に作品提供も多い

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