水色メモリー
展覧会の見所 2010/10/29
銅版画作家の植村 美子代のタブロー(アクリル画)の展覧会。銅版画のモノトーンの世界にどのような色作りをするかが今回の作品展の見所です。
イラスト的と植村 美子代の作品を評する人がいます。しかし、彼女の仕事は、決まったキャラクタを登場させそのキャラクタをモチーフにして人を惹き付けていくイラスト絵画の遣り方と大きくことなります。彼女の作品の中にはモティーフとして、様々な絵画の主人公が登場します。植村 美子代、その主人公達をロマンティックに、ときには幻想的に見せ空想の世界を作りだします。彼女のモティーフは、架空のもので、いつも彼女の想像の中から出てきたもので、モデルがあるわけではありません。そのモティーフは我々の想像の世界を投影しているときもありますし、または我々の好みの最大公約数のようなエッセンスをつまみ食いしているところもあります。
展覧会の内容 2010/10/29
アクリル画14~6点、麻紙に水干画3、4点、銅版画3、4点程度の予定です。 総数22~24点を予定しています。
少女と花や生物をモチーフに内面世界を具象で描いています。見てくださる方々が少年少女時代の可愛さや儚さなどを思い出しながらそれぞれの物語を感じて頂けたら嬉しいです。(植村 美子代)
略歴
- 愛知県豊橋市生まれ、刈谷市育ち 現在、川崎市在住
- 多摩美術大学デザイン科グラフィック専攻卒業
個展
- 2010年
- 立体展「そばにいたい」(巷房階段下/東京・銀座)
- 2009年
- 銅版画展「stranger-見知らぬ少女」(ギャラリータマミジアム/名古屋)
- 2008年
- 「きみに降る」(巷房・1+巷房階段下/東京・銀座)
- 2008年
- 「Daydream in May」(画廊 編/大阪・千日前)
- 2007年
- 銅版画展「inner cosmos」(画廊 編/大阪・千日前)
- 2006年
- 銅版画展「月苺」(ギャラリー ART G/群馬・高崎)
- 2006年
- 新作展「風の行方」(巷房+巷房階段下/東京・銀座)
- 2005年
- 新作展「天使のバラッド」(画廊 編/大阪・千日前)
- 2005年
- 豆版画展(あみ~け/愛知・春日井)
- 2004年
- 銅版画展(画廊 編/大阪・千日前)
- 2004年
- 新作展(巷房+巷房階段下/東京・銀座)
- 2003年
- 銅版画展(ギャラリーニケ/東京・銀座)
- 2003年
- 銅版画展(SPACE レスピラール/東京・自由が丘)
- 2002年
- 銅版画展(画廊 編/大阪・千日前)
- 2002年
- 銅版画展(巷房/東京・銀座)
- 2001年
- 銅版画展・Japan 2001 in U.K.(The Ancient House Gallery/イプスウィッチ・イギリス)
- 1998年
- 銅版画展(Face pop art gallery/愛知・刈谷)
- 1996年
- 銅版画展(学園画廊くにたち/東京)
- 1995年
- 銅版画展(学園画廊くにたち/東京)
グループ展
- 2010年
- 10th Archive 2000-2010の構築物 (画廊 編 ぎゃらり かのこ/大阪・千日前)
- 2010年
- 「イサカ大阪交換展」(The Ink Shop Printmaking Center & Olive Branch Press/Ithaca, NY・アメリカ)
- 2009年
- 「金色の記憶」( Raven Studio & Gallery/フィラデルフィア・アメリカ)
その他多数