2009年米国 Lafayette Collegeと交換展を開催いたします。
今回の交換展は、「版画―PRINTS」の作家の交流展です。
日本:画廊 編 ぎゃらり かのこの展覧会は 2009/6/8~ 2週間
米国 Lafayette College での展覧会は2009/9~一ヶ月を予定しております。
EXCHNGE展に出展が決まっている版画作家は下記の通りです。
・植村 美子代 (多摩美術大学卒)
・浦辺 佳奈枝 (東京藝術大学 院修了)
・勝山 信隆 (京都市立芸術大学卒)
・古田 陽子 (京都市立芸術大学卒)
今回、米国 Lafayette Collegeのオーガナイザーは Curlee Raven Holton です。
彼は アフリカ系アメリカ人あり、2008年2月、私がNYでCurleeと会った折り、この話がまとまりました。兼ねてより、Curleeは、米国ではマイノリティであるアフリカ系アメリカ人、インディアン系アメリカ人、メキシコ人の作品を紹介しようと考えていました。奇しくも2009年オバマ新大統領が黒人として始めてだ就任し、アメリカでの政治を始めました。まさにこのとき、画廊 編 ぎゃらり かのこで、人種のパッチワークといったオバマ大統領演説にもあった多様複雑なアメリカ美術を紹介できることを嬉しく思っております。(中島由記子)
2009/2/23 (wrote)
Lafayette Collegeの図書館(Skillman Library)の写真が届きました。展覧会はここで行われる予定です。
当初は、Lafayette Collegeが持っているギャラリーを予定していましたが、担当者が重病で入院され場所が変更されました。
図書館や食堂は学生が集まる所で、かえって色々な方に見てもらえそうです。壁面もホワイトキューブのような無機質でなく、いいですね。建物もすっきりしたモダンな設計のようで、こういった建物の中にアートが存在することが少ない日本では、羨ましい展覧会になりそうです。
届いた写真を見て、アメリカのモダン建築と現代美術とがよく合うということが良く分かりました。日本の建築は、建築とアートが離れていて、いざ竣工してもどこにアートを飾る適当なところが見当たりません。仕方がないから、隅に遠慮がちにアートが置かれていたりしますね。Skillman Libraryの写真を見る限り、アートを空間に置く設計上の余裕よのうなモノが考えられます。
オーガナイザー:Curlee Raven Holton Education 略歴紹介
- 1951
- Boin in Dekalb,Mississippi
- 1990
- Master of Fine Arts, Kent State University, Kent, Ohio
- 1987
- Bachelor of Fine Arts, Cleveland Institute of Art, Cleveland, Ohio
- Major
- Drawing
- Minor
- Print Making